反感を買う煽りは危険!?
 

これは恐ろしいことです。
 

パチンコ店の責任者が顔を公開することには、一般に思われている以上のリスクが存在する。 そんな実情を、元店長経験者たちがSNS上で語っていた。 

投稿では、店長が顔バレしたことで起こり得る被害として、外出時に客から絡まれる、車を傷つけられる、タイヤをパンクさせられるといった嫌がらせが挙げられている。さらに深刻なケースでは、設定漏洩の強要や、不正行為への協力を迫られることもあるという。 別の元店長は、自身が実際に金属バットで襲われ、救急搬送された経験を告白。ほかにも、営業部長クラスの人間が刃物で刺された、拳銃のようなものを持った人物に襲われたといった話まで紹介されている。

背景には、パチンコ業界特有の事情がある。 ホールは日々莫大な金が動く世界であり、どれだけ出玉を出しても、一定数の客から恨みを買ってしまうことがある。しかも、その「逆恨み」の対象を選ぶことはできない。 さらに現代では、SNSやスマホの普及によって、自宅や家族、生活パターンまで特定されやすくなった。責任者の顔出しは、以前より大きな危険を伴うものになっているのかもしれない。 

そのため現在では、チラシや広告でも、店長の顔写真ではなくイラスト表記へ変更するケースも少なくないようだ。 もちろん、すべての客が危険というわけではない。 しかし、巨大な金が動き、勝敗によって感情が激しく揺れる空間だからこそ、一般的な接客業とは異なる種類のリスクが存在する。

そんな業界の裏側を感じさせる投稿であった。 


私は、パチンコ店の責任者はあまり表に立ちすぎるべきではないと思っている。

近年はSNSを使い、「軍団を排除します」「徹底的に取り締まります」と強い言葉を発信し、それによって知名度を上げる店長も増えた。しかし、あれは危うい。 もちろん、店の秩序維持そのものは必要だろう。だが、“敵”を明確に作り、感情を刺激する形で支持を集めれば、そのぶん強い反感や恨みも集まりやすくなる。

相手が常に理性的とは限らない世界で、自ら前線に立ち続ける行為は、やはりリスクが大きい。 パチンコ店とは、日々、多額の金と人間の感情が渦巻く場所である。

だからこそ責任者には、目立つことよりも、一定の距離感を保ちながら店を安定運営する冷静さが必要なのではないか。 

SNS時代になり、「店長」という存在そのものの在り方もまた、変化を求められているのかもしれない。

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