🎰 昔のパチ屋の雰囲気

店員はパンチパーマにサングラスでヤクザ風。命令口調だけど中身は人情味があり、客に優しいことも多かった。

店長は金のロレックスをしていた時代もあった。

店内はタバコの煙で紫色に霞み、床は吸い殻だらけ。店員もくわえタバコで接客。

冬や正月は樽酒やみかんが無料で振る舞われた。

軍艦マーチで開店、ユーロビートが流れる店舗もあり、雰囲気は独特だった。


🕹️ パチスロと攻略法

「コンチネンタル4枚掛け打法」や裏モノ攻略法などが横行。

モーニングサービス(朝イチから当たりが仕込まれている台)があり、開店ダッシュは必死。

大花火の設定6が毎週決まった台に入るホールもあり、半年で**+1000万近く稼いだ**という話も。

吉宗の711枚BIGやアラジン2の裏モノは人気。北斗の拳も「白オーラでも連チャンした」と昔は言われていた。

パチスロ番組も豊富で「生ダラ」や「今夜もドル箱」などテレビでも盛り上がっていた。


🀄 パチンコ台と遊び方

一発台(スーパーコンビ、セブンボンバーなど)や羽根モノ、現金機(フィーバーパワフル、マジカルランプ)と機種が多彩。

保留連チャンや大当たり2000発オーバーが当たり前で「夢があった」。

玉詰まり時には店員がスタートチャッカーに玉を入れてくれて、その玉で当たることもあった。

閉店時に確変のまま、翌朝も継続して打てるホールも存在。

一部ホールではカップルシートがあり、イチャつきながらパチンコを打つ姿も見られた。


🎭 福岡特有の思い出

中洲や親不孝通り周辺は、パチ屋・ディスコ・予備校・テレクラ・ストリップ劇場が混在する独特の街並み。

中洲デイトスでは全台モーニングの時期があり、スーパーウインクルやセブンボンバーで月100万円以上稼げた時代も。

天神の「ボンナミ」「マンハッタン」「平和」「明治」など有名店が並び、羽根物や一発台で一攫千金を狙う客でにぎわった。

芸能人(和田アキ子や千代の富士など)が打っている姿を見かけることもあった。


🪙 景品・サービス・裏話

景品交換所では750玉でCDなど、細かい交換レートが便利だった。

新台入替の日は自販機が無料開放で、家からポットを持って行きコーンポタージュを満タンにして帰る人も。

無人で打てるように缶コーヒーをハンドルに挟んだり、タバコの銀紙でアースを取って掛け持ちしたりと小技も多かった。

コーヒーレディや店員との恋愛、裏社会の匂いがするエピソードも豊富。


まとめ

昔の福岡のパチ屋は、

店員も客も濃いキャラ

台もイベントも夢がある

街全体が遊び場のような空気

という、今では考えられない「無法地帯でありながら人情味あふれる時代」だったと言えます。